■むすびの会とは(設立趣旨書)■ |
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| 我が国には多くの伝統芸能が存在しますが、それらは比較的限られた人々によって伝承され守られてきました。一般の人々にとって伝統芸能に接する機会は鑑賞会であり、実際に伝統芸能を体験する機会は少ないものでした。学校教育の場でも同様で、子ども達にとって伝統芸能は必ずしも身近なものであったとは言えません。 しかし近年、国際化を目指した教育の中で、まずは自国の文化を知ることが大切という発想から伝統芸能を学校教育の中に取り入れ、児童、生徒が実際に伝統芸能を学習し、演ずることの試みがいくつかの学校で行われるようになってきました。児童、生徒が日本文化を身体を通して体感し、理解することによって自己形成にも深くつながる学習効果が期待出来ます。 中央教育審議会の答申(平成14年2月 新しい時代における教養教育の在り方について)や文部科学省の新学習指導要領においても、社会とかかわり、体系的な知識や知恵を身につける上で日本文化に関する教育が改めて重要視されています。また、これらの指導が可能となる授業時間として、「総合的な学習の時間」の導入がみられます。 ところが、伝統芸能を学校教育の中に取り入れることには、伝統芸能の実演家の協力を始めとして、橋渡しをする機関や指導者の存在がなければ実現することが出来ません。この為こうした試みを希望している学校が数多く存在しながらも、一部の学校でしか実現出来ない現状にあります。 『日本伝統芸能教育普及協会<むすびの会>』は、このような背景に基づき、学校教育現場教員、伝統芸能の実演家、学識経験者、研究者を発起人として、伝統芸能に関する教材と指導法の開発、学習効果の検証、さらに伝統芸能の実践者・教育者を学校に派遣するなどの事業を行うことにより、日本の伝統芸能を教育カリキュラムの中に組み入れることが可能となるような支援を行うことを目的として設立します。 |